こんにちは!前回に引き続きドイツのお話です。
ドイツでは新規に設置された太陽光発電システムの出力の約3分の1が、設置先の家庭や企業で自家消費されています。
既に固定買取制度の利用が減っており、自家消費が増え始めています。
なぜFITを使わず自家消費するのでしょうか。
BSW-SolarのCEOを務めるカールステン・ケーニッヒ氏は、
「家庭向けの電気料金は、自宅の屋根が生む太陽光発電の約2倍だからだ」と述べています。
電気代の上昇もあり、電力会社から電気を買うより、安上がり。今後電力の固定買取価格引き下げが進めば、FIT制度の廃止も自然な形で可能となると思われます。
このような動向と並行して、ドイツでは太陽光と接続して使う蓄電システムへの関心が
高まっているとBSW-Solarは指摘しています。
太陽光で家庭の電力の大半をまかなおうとするなら、ある程度の規模の蓄電システムが必要になります。
今後の太陽光のさらなる成長には蓄電システムの進化が必要とされています。
日本も蓄電池の普及がかなり進んできています。
弊社も皆様のニーズにお応えできるよう日々努力していきます!
出典
自然エネルギー:太陽光が普及したドイツ、「卒業」へ - スマートジャパン